あなたはどっち派?マニッシュ派orガーリー派?
Q、デニムって元々、作業着なのに、ガーリーに着られるの?
A、3つのアイテムがあれば、キレイめにもガーリーにも着られるよ!
☆3つのアイテムって何だろう???☆
アイテム①パンプス&ヒールサンダル(秋冬はブーツも!)
デニコは日本女性平均身長158cmなので、5cmヒールくらいが少しだけ足が長くなってキレイな気がする。もちろん、歩きまわるなら、3cmや1.5cmもOK!
ヒールが履けない人はバレエシューズやポインテッドトゥのヒールなしでも、ガーリーに見えるから、GOOD!
左LANVAN 右LETALON
アイテム②アクセサリー
ゴールド・シルバーはお好みでOK!ゴールドの方がガーリーかな。でも、MIXしたり、パールだったり、シーンに合わせてコーデできる人って素敵!アクセサリーはその日の気分で、足したり、引いたりが簡単にできるから楽しいですね!
デニコは金属アレルギーでシルバー925しかダメなので、シルバー925や、925でゴールドコーティングが多くてお手頃価格で手に入りやすいjoueteを愛用しています。サイトだと、Ops.もかわいいです!
アイテム③ブラウス
ボトムがデニムだと、基本何色でも合っちゃうから、カラーアイテムも楽しめるのも魅力!しかも、デニムが辛めアイテムだからこそ、スカートコーデではあまり着られないような、甘めトップスもアリなのが、めちゃめちゃうれしい!ボトムがデニムだと辛なので、辛辛にならないよう、あえて、トップスは甘めで甘辛ミックスがオススメ!
右 GALLARDAGALANTE 左 BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS
それでは、デニコ私物のコーデを紹介します!デニコのこだわりはいつもBefore→Afterで紹介すること。では、Beforeのマニッシュコーデからガーリーコーデをお楽しみくださいね。Afterはなぜか、海外ドラマ風にシーズン1~3にしてみました。
<Before>Tシャツユニクロ、バッグMARKS&WEB、靴コンバース、デニムupperhightsTHEHIM
<Afterシーズン1>ブラウスIENA、バッグAULENTTI、靴LANVAN、アクセjouete、デニムBeforeと同じ
<Before>はTシャツ&スニーカーだから、ザ・カジュアル!やっぱり、アクティブ感、休日感が出てますね。これは、これでかわいいんです。ママコーデに良い!キャンプだったり、公園だったりの時はこんな感じで汚れてもOKで等身大の無理しすぎてない感じが素敵!でも、<Afterシーズン1>になると、がぜん、会社にも行けるんじゃ?くらいのキレイめに変身できますね。
ちなみに、HIMはデニムの中でもかなりメンズライクなワイドストレートだから、とてもマニッシュでボーイッシュですが、ヒール&ブラウス&アクセサリーの3アイテムで、すっかり甘辛ミックスが出来上がりました!
<Afterシーズン2>ブラウスZARA、靴UNTITLED、バッグ・アクセ・デニムシーズン1同じ
<Afterシーズン3>ブラウスSpickandSpan、バッグYOUNG&OLSEN、靴Mollini、デニムシーズン1と同じ
<Afterシーズン2>はZARAのブラウスがVネックで、ほどよく透け感もあるので、ヘルシーな肌見せが完成です!ZARAのブラウスは白と黒が多く、ベーシックでサイズも豊富なので、よく利用しています!<Afterシーズン3>のブラウスは、これまたよく購入しているSpick&Spanのものです。ラベンダーはピンクよりも甘くならず、
でも、適度に甘いからとっても使いやすいカラーです!メイクでもコントロールカラーでラベンダーがあったりするから、女性の肌を白く美しくも見せてくれます!ピンクに抵抗があるけれど、華やかな色は着たい!というあなたにラベンダーはオススメです。
デニコもピンクを着たい気持ちはしっかりあるのですが、ピンクを買っても「今日はピンク着たい!」っていう衝動が生まれる日がなかなかないのです。ピンク好きなのに、たぶん、朝弱いし、基本、朝のテンションがブルーだからかもしれません!靴はSLOBEIENAで購入、バッグもFRAMeWORKで購入したので、BAYCREWS祭りのコーデでした!
元始、デニムは作業着だった。今、デニムはオシャレアイテムである。<デニムの歴史を振り返り>
「元始、女性は実に太陽であった。真正の人であった。今、女性は月である。他に寄って生き、他の光によって輝く病のような蒼白い顔の月である。私共は隠されて仕舞った我が太陽を今や取り戻さねばならぬ。」(平塚らいてう1911年創刊「青鞜」)のちの女性運動を象徴する言葉になった。
元始、デニムは作業着だった。「元始、女性は太陽だった」になぞらえて(笑)急に堅苦しくなってしまったかしら。デニコはいつもこの言葉を大切にしています。地位向上のために女性たちは立ち上がらなければいけない時がある。この気持ちはいつも胸にあります。では、話を戻しますね!
1840年代、金の鉱脈が発見され、カリフォルニアには、およそ30万人の人々が集まった。ゴールドラッシュに人々の熱気は集まり、きっと熱かったに違いないけれど、本当はそこで働いていた人たちの日常は、地に足をつけていて、富に群がるのとは裏腹に、危険な現場で実直に働いていたのではないかなと思ったりする。なぜなら、そこに、デニムの誕生があるからだ。
厳しい条件下で耐えうる「頑丈な作業着」が欲しいという声が炭鉱労働者たちから上がり、ドイツからの移民のリーバイ・ストラウス氏が労働用パンツを販売した。これが、1853年で、リーバイス社の起源。こんな話もドキドキワクワクする。
当時、作業中に、デニムを履いていた人たちの写真を見るにつけ、なんだか胸が熱くなってしまうんだ。こんなジェンダーフリーの時代にあえて使いたい「男くさい」汗まみれの表情は、ずばり、デニム→男クササの象徴のようにも見える。
しかし、その後セレブや映画スターたちに愛され、女性たちも愛する「男たちの大和」(デニコ、色々オマージュしてすみません。)ならぬ「男たちの作業着」から「男女共通のオシャレ着」に大衆化した。元々、男たちのものなんだから、うまく取り入れないとそもそもメンズライクになるのも当たり前のアイテムってことだ。そこをあえて、女性的に着るのであれば工夫は必要である。
セレブたちのように脚が長く細ければ、デニムが女性の曲線美が露わになる魅惑的なアイテムに変容するかもしれないが、脚の細さがマストになってしまう。その条件がない場合のデニコのような人間はどうすれば良いのか?
モデル体型はやはり、一部の人間なのである。デニムの圧倒的勝利とも言える脚の長さや細さはない。すると、その圧倒的条件がなく、敗北感は感じつつも、でも、ガーリーに着たいのであれば、色々とごまかし&着飾る必要があるのである。
それが、今回のパンプス&ヒールサンダル、アクセサリー、ブラウスの三拍子である。「勝ち負け」「負けるが勝ち」「負けず嫌い」なんて言葉はたくさんあるけれど、30代40代50代60代は負けることを楽しめる世代だ。
20代みたいに肌はツヤツヤでもないし、身体の丸みなどマイナス要因も出て来る。でも一方で、コンプレックスも受け入れられるのがこの世代の最大の武器だ。
ファッションも10代20代の時の「生まれた時に持っている要素」に頼っている圧倒的ルッキズムに頼りがちなところを、年齢を経て、うまくごまかしながら、かつ、うまく隠しながら、でも、誇りを持ちながら、ファッションを楽しむことができる。
この世代は自分を十分に知っているからこそ、ファッションテクニックが成長しているはずだ。流行や「モテ」などの要素によらず、「自分らしさ」が究極のコーデであることを熟知している世代だ。
10代20代の頃は自分の容姿をモデルさんと比べて、ただただ、落ち込んだり、鏡を見てはため息をついたり、なんてこともあり、体が割とあらわになるデニムも敬遠しがちだったけれど、脚が短くたって、脚が太くたって、「私は私」なんて思えるのが今の世代の良さだ。今更、自分を否定してもしょうがないし、何十年も生きてるから受け容れるしかなくなるしね(笑)
そうそう、落ち込む20代の頃とは違って、スタイルは変わるし、自分の短所も長所も分かっているから「知ったるが吉」、かえって無防備な自分に出会える。比べても仕方ない、世間体なんて関係ない、20代では気にしていた異性の目なんて更に関係ない、自分自身を生きるんだっていう一本道が目の前にあるから、かえって無邪気な自分に出会え、新たな挑戦もできる。
デニムはね、30代40代50代60代がそんな風に思えるマストアイテムなんだよ。多少、ルッキズムから逆行したり、ルッキズムからしたら明らかなマイナスポイントでも、自分の体は自分の生きて来た証。「何十年も一緒に生きて来たこの身体を少しくらい強調しても良いじゃん」と前を向いて、一歩進むんだ。
では、まとめです!デニムには①パンプス&ヒールサンダル、②アクセサリー、③ブラウスがあればガーリーに着こなせるから大丈夫。カジュアル過ぎず、キレイめにも着られます!
ただし!ヒールが苦手な人も多いと思いますので、デニコはつい、ヒールに頼っちゃうけど(笑)スニーカー好きな人のためにペタンコシューズでもオシャレでガーリーな見せ方についても検討していきまーす!
では、今日もお読みいただきありがとうございます!