【ヨガ哲学の名言】目は雄弁に語る~最後の恋かどうかは分かる!?~

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タイミングは大切だけど、すべてではない!運命の人と出会うために知っておくこと

『「考えが体を作る』その人がしばしば考えること、その考えを続けるとき、決まった波動になる。そこでこの波動がより多く起き、より繰り返されるようになると、習慣化して癖となる。体は心に従い、心の変化をまねるのである。精神を集中することによって、目の動きはしっかりと強く、定まったものになってくる。』

スワミ・シヴァナンダ

恋のはじまりは簡単。目と目が合った瞬間に恋に落ちる。逆に、目と目が合わなくなった瞬間に恋は終わる。目は雄弁に語るのだ。

片想いの人は長時間見つめ合うことができるかで、相手の気持ちを確かめてみたり、両想いの人は見つめ合うラブラブを楽しんだり、募集中の人は初対面の人と目でコンタクトを取って見たりすると、一歩先に進めるかもしれない。 

パラマハンサ・ヨガナンダも目の重要性について語る。

「個人の歴史はその人の脳にあります。そしてそれは目に反映され、それが性格、習慣、そして個の魂を表します。落ち着かない、信頼できない目、陰険な目、そしてずるそうな皮肉っぽい反抗的な目に用心しなさい。憎しみを発している目、率直さに欠ける目に用心しなさい。その人の目をまじまじと見た後、もし直観的に思わず恐れを感じるようなら、その人には要注意です。直観による方法、霊的方法、第一印象、はじめて人と会う時は、偏りのない魂を保持し、対面している人の目の奥を見通してください。」

彼は悪い人とは付き合わない方が良いと、はっきり言っている。では、どうすれば良い人と出会えるのか。

良い人に出会うためには、瞑想し、祈るべきだと説明している。引き寄せるために、ヨガをして、瞑想して、祈ってみよう。「食べて、祈って、恋をして」映画タイトルみたいだね。すると、磁力を働かせることが出来る、そして、人を引き寄せることができると言うのだ。

「人は磁力を働かせることを学ぶべきです。すべての人は磁力をもっていて、そのパワーによって正しい夫、正しい妻、正しいビジネスなど、そうしたものを引き寄せています。瞑想は実験室なのです。神と神の磁力が、あなたと共にあるのを知ることができる空間なのです。どこにいようが、やさしさを惜しむことなく与えてください。心を神で満ち溢れさせ、あなたの両脚を神でみなぎらせ、あなたの両目が神で満ち溢れるようにさせてください。」

やはり、目が人を引き寄せるというのだ。そのために、女性たちはクレオパトラの時代から今まで、目のメイクにこだわってきたのだろうか。まつ毛、エクステ、つけまつげ、カラーコンタクトなどなど、アイメイクは女性たちみんながこだわるもの、それが磁力を高めるのかも。

目の磁力を強化するためには、体の内側をきれいにしなければならない。精神もサットワ、食事もサットワで、瞑想で神との関係を深めておかなければならないという。

「私たちの中に磁力があります。それによって、私たちの磁力に感応関係をもつ人々を引く寄せるのです。私たちは、二種の磁石を発達させなければなりません。ひとつは神を引き寄せる磁石。もう一つは物質的に必要とされるものを引き寄せる磁石です。磁力をもつためには、身体を毒から守る必要があります。内側がクリーンであれば、あなたの全エネルギーは目から、顔から、身体から発散されるのです。」

テツコの場合はいい感じの彼と会うのが数か月ぶりで、その久しぶりの彼と会うのが大勢での飲み会だった時、彼がなかなか目を合わせてくれなかった。その時、飲み会も終了して2人きりになった時に、「なんで目を合わせてくれなかったの。」と怒ったことがある。会いたかったんだから、、、。」熱かったですね。ほんと、お熱いわー。

その彼は、テツコの恋愛の中で、珍しく年上だったので、「ごめんごめん、お前、寂しいやつだな。」と、なんとなくなぐさめてくれた。なんとなくだけれど、この時点で、あんまり愛されてはいなかったんだろうなと分かった。今回のタイトル、目は雄弁に語るのだ。

テツコも本当に好きで、そんなことを言ったのかはよく分からない(笑)だから、まぁ、それはそれで良かった。好きか分からないのにって怖いですが、テツコは恋に恋してみたいモードの日も多いので、こんな失敗もよくある。

今思うと、彼とは同じくらいの波動の磁力だったのかもしれない。よくよく考えると、磁力が同じくらいの方がうまくいくのかも。彼とは、好きだけど本気でもないかも的な感じで、似た磁力だったのかも。

とにかく、自然に目で追ってしまう、自然と目が合うくらいが、お互い惹かれ合っている証拠。相手に見られていない場合は、片想いかもしれない。ちゃんと、冷静になると、分かるんだよね。認めたくないことも多いんだけどね。

スワミ・シヴァナンダは人と人とが引き合う宇宙の原則についてこんな風に説明している。

『「似た者同士は引き付け合う」という大宇宙の大原則は常に動いている。似た考えを持つ人同士は互いに引かれる。「類は友を飛ぶ。付き合う仲間で人を判断する。」心は互いに引き付ける力を持っている。』

引き寄せの法則は以前大流行したが、本当に、そんな力が自分にもあるのだろうか。絶対あるとは思わなくても、親友と出会ったり、一目惚れでつきあったり、人との出会いを繰り返して、今の自分は作られているし、素敵な巡りあわせを感じる時がある。そういうことなのだろうか。

シヴァナンダはテレパシーをすばらしい科学であると説明し、

「信愛と慈悲の想念を人に送る時、その思考は思う人の脳裏を離れて直接に相手に届く。」と言及している。

「テレパシーが科学」そんな馬鹿な。

しかし、その人のことを考えていたらメールが来たり、今ちょうど電話するところだった人から電話が来たり、たまたま偶然遭遇したりすることは誰もが経験していることで、不思議な力には、皆が出会っている。あながち間違えでもないかもしれない。おそらく、実現できない時は、相手が自分のことを何とも思っていない時なのかもしれない。

ある友達がこんなことを言っていた。「恋愛はタイミングって言うけれど、私にとってはこれが最後の恋だと思っているし、ちゃんとお互いに気持ちがあれば、タイミングなんて関係ない。なんか強く引かれ合って離れない空気感がある。」って。ほほう。

彼女は本当にその彼と結婚し、最後の恋になった。(たぶん)確かに、電撃結婚をした人も、「何かに引き付けられて」進んでいくうちに結婚していたと表現する人もいる。「ビビビ」はもう古い?みたいな。お互いがお互いを強く思えば、叶わないことはないはずだ。

お互いの思いが弱いから、タイミングが大きな要因になる。それだけお互いの思いが弱かったということなのだろう。テツコと彼もそうだった。お互いの気持ちが弱いから、決して強い関係にならない。お互いが強い思考を持たなければ、実現できない。

シヴァナンダは

『「考えが体を作る」その人がしばしば考えること、その考えを続けるとき、決まった波動になる。そこでこの波動がより多く起き、より繰り返されるようになると、習慣化して癖となる。体は心に従い、心の変化をまねるのである。精神を集中することによって、目の動きはしっかりと強く、定まったものになってくる。』

思考は自分にももちろんのこと、相手との関係、社会との関係に大きな影響をもたらす。良い人と出会うためのヒントは、あなたの思考であり、それを映し出す目にある。引き寄せの力を持つには瞑想すること、良い思考を持つこと、内側をきれいにすることである。

今日、始められることから始めよう。良い人に出会えるかも。目はあなたのすべてを映すから。

ただし、挫折した時が重要。たとえ効果がないと感じても、やり続けよう。直接的でなくても、良い縁につながらなくても、それはきっとあなたを変えるから、とにかく必ず続けてみよう。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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