相性占いによると、「水」と「火」の関係!?
宇宙は「地・火・水・風・空」の
5大要素でできている
宇宙は5つの要素で構成されている。「宇宙」とか言い始めると、「怪しい!」ってなりますよね、でもちょっと待って!大丈夫!テツコは壺の購入をオススメしたりしません(笑)テツコの体験談&ヨガ哲学の世界ではそんな解釈なんだぁと楽しく読んでいただけると幸いです!
話を戻しますね!宇宙は地(ち)・水(すい)・火(か)・風(ふう)・空(くう)の5要素で成り立っているとのこと。仏教では五大と言うらしい。また、「大宇宙」・「小宇宙」という考え方があり(大宇宙がいわゆる宇宙のこと)、小宇宙である人間にもこの要素は当てはまるという。大宇宙の中の、人間は小さな宇宙ってことですね。
難しくなりましたが、とにかく、人間にもこの5要素が当てはまり、誰もがこの5つの要素を持っているということ。でも、人によって強い・弱いの性質がそれぞれあるらしい。
みなさんは、どの性質が強そうでしょうか?テツコは「風」に憧れるなぁ。自由なイメージ!空もおおらかな感じで良いですね!それぞれ問題が起きた時の対応が異なる。
地は動かないから「問題を避けない」
火は熱いから「問題に直面すると、燃やして破壊する」→「情熱で人を動かす」
水は「問題を飲み込む」
風は動くので「問題を解決しないことがある」
空は全体性だから「問題を問題視しない」と聞いたのだ。
こう聞くと、なんか血液型診断みたいでテツコはウキウキしてきた。
でも、ある日、占い好きの友達に言われた。
「水星人と火星人って合わないんだよ。お互いの良さを打ち消し合っちゃうの。」と。
「えっ?」
元彼は火星人、テツコは水星人だ。しかも、テツコはブータンのチベット仏教の格式高い僧院で僧侶に占いをしてもらった時、(これはスペシャルな体験でした!)「あなたは水の神様です。」と言われた。
そして、「1つの所に定住できない」とも。なるほど、確かに。テツコは引っ越し魔で飽きっぽく、大人になってから3年以上同じ家に住んだことがなかった。今はちゃんと5年くらい住んでいます(笑)引っ越しでお金が貯まらなかった節がある、ムムム。
そんな経験から、妙に水の性質が強いという意識があったテツコにとって、さらなる衝撃が走ることになる。
ヨガインストラクターの講義を受けていたら、先生が「水と火は合わないんだよね。水と火は話し合いにならないの。」と言った。「えー!またか!」これこそ耳を疑った
確かに、水は火を消すことができる。どうやら、どちらも流動性があるという共通点はあるのに、交わらないらしい。分かる!分かる!
彼とは同棲していない恋愛中は、とてもうまくいっていた。お互いの一目惚れで始まった恋愛で結婚の約束もして、いざ同棲生活。最初の3か月はとても幸せだった。しかし、次第にうまくいかなくなった。今思い出してもつらい経験だ。ケンカの日々、会話のない日々、お互いを避ける日々、家庭内別居状態の日々。好きなのにうまくいかない。好きなのに分かってもらえない。さみしい、寂しい、淋しい。
彼氏がいない時の「孤独」とは違う。分かり合えない、同じ家にいるのに、心は何万キロも離れているという溝の深い孤独感。ケンカをしても平行線のまま、解決もしないし、深まらない。家では冷気だけが流れているようだった。本当に、彼とは話し合いにならなかった。好きだった分、とてもつらかった。
別れてからも立ち直るのにとても時間がかかった。「本当の意味で立ち直るには付き合った年数と同じくらい時間がかかる」とも聞いたことがあるが、本当にその通りだった。頭の中で、「なんでうまくいいかなかったの?」を繰り返すばかりだった。結婚すると思っていたのになぁって。
こうして、小宇宙のテツコは大宇宙の抗えない偉大な力というものを知ったのであった。所詮、テツコ達人間は宇宙の一部にすぎない。めちゃめちゃ広い宇宙で、こんなに小さな人間一人の力では抗えない法則は、絶対に存在するはずだ。
「人生思い通りにいかない」と悲しむことは多いけれど、思い通りに行かないのが当然と言えば、当然なんだよねー。テツコ一人なんて、世界の約80億人のうちの一人、たった一つ。80億分の1にすぎない。なんて。はー。
所詮、占いと思うかもしれないが、起こった出来事が後から占いで証明されると、妙に運命性を感じるものである。「運命だから仕方なかった。」と納得ができた。理由を探してばかりで苦しかったから、返って、ホッとした。自分を責めてばかりの日々にも、終止符を打つことができた。
サイババも言う。「自分の思考を点検し、邪道に陥っていないか確かめなさい。」
そう、ネガティブな思考ばかりを思い浮かべても危険だ。別れたばかりの頃は頭の中で「なんでなんで?」ってリフレインしてた。そのリフレインが自分を苦しめていたように思う。たまには割り切ろう。さっさと手放そう。
ちなみに、「ヴァイラーギャ」は離欲という意味で執着を手放すこと。手放すのは物や人ばかりではなく、思考も含まれるんだよね。思考が自分を作るから、実は一番大切なのかもしれない。邪道になっていないか、時々、ちゃんと点検してみよう!
不幸も運命ならば仕方がない。その人と合わなかっただけ、それに尽きる。彼とのことで、どんなに頑張ってもうまくいかないことがあるってことを学んだ。努力を積み重ねてもダメな時は確実にある。努力すればすべてがうまくいくと思えるほど、子供ではない。
こうして、「挫折感を味わいながら、苦しみという経験を積み重ねて、人間は成熟し、成長していくんだ。」とテツコは思いたい(笑)人の痛みが分かるようになったよね、うんうん。
最後に、もしあなたが何かに囚われているとしたら、悪い思考もたまには手放してしまいましょう。ダメな時はダメ!思い通りに行かないことの方が世の中多いんだ!と、時々、あきらめると楽になれるかもしれません!
今日も、お読みいただき、ありがとうございました。