エナジードリンク以上に効果が高い天風先生の書籍は読むべき!
「人の生命の内奥深くに、
潜勢力(Reserved Power)という
微妙にして優秀な特殊な力が何人にも
実在している。」
中村天風
中村天風先生は度々お名前には触れていたけれど、知っているのは長らく名前だけという状況だった。元気のない日、くよくよしている日、ぐずぐずしている日、「自分なんか生きてて意味あるのかな?」って思った日に絶対読むべき、絶対知るべき人物だ。
知っていても知らなくても、きっと人生は普通に送れるけれど、知らないと確実に損する、そして、エナジードリンク以上に即効性のある効果をもたらす人物だ。テツコは「ヨガ哲学を知れば誰もが幸せになれる」と思っているけれど、じわじわ時間はかかるとは思っている。
日々反芻する中で、じわじわ獲得する哲学。そこが、テツコはたまらなく好きだけど、天風先生の教えって、時間はかからない。そう、名言を知るだけ、読むだけ、見るだけで、自然と元気が出て来る。そんな哲学だ。
理解に時間がかからないから、多くの人達に影響を与え、与えられた人たちの生活が好転していく。だから、きっと、大谷翔平選手や松下幸之助さんなどの、すぐに成果を求められ、プレッシャーと常に向き合い、戦っている、時間のない偉人たちがのめり込んだように思う。
一筋縄ではいかない、何十年もかけて、いや、人生をかけても解決するかは分からないような、容易くない現状が背景にある偉人たちが、その状況を打破するためには、絶対に哲学が必要だ。支えが必要だ。信念が必要だ。そして、時にすぐに立ち直り、リカバリーできるような、即効性のある哲学が必要だ。
神頼みや努力が、効果を得るには時間はかかる。だからこそ、成果にも価値がある。もちろん、時間がかかり、誰もが達成できるものではない成果だからこそ、価値がある。それは分かる。
以前、「善行は特効薬ではないけれど、タイムラグで幸せを引き寄せる」のブログに書いたように、タイムラグがだいぶかかってから、伏線回収のように得られる幸せはある。でも、時々、残酷だ。
10年以上の時間を費やし、労力が枯渇した時にやっと叶う幸せはもちろん、幸せだけれど、その前後の、身を粉にするような、ギリギリの状態が長く続く状況は、人として大切なものを失いかけている状況とも言えるし、脱落する人も少なくないだろう。
それが、成功の分かれ目なのだと言ってしまえば簡単だけど、才能のある人達がもう少しのところで淘汰され、消えていくことを簡単に容認してしまうのは、あまりにももったいないことだ。
結局、何が言いたいかというと、「即効性のある哲学」にはものすごく価値があるということだ。脱落や淘汰をくぐり抜け、成功を手にするには、人生をかけずとも、ある程度、短時間で容易く理解できる、でも、自ずと元気がみなぎってくるような、労力や時間をかけずとも、事態が好転するような前向きな哲学が必要だ。天風先生の哲学には、そういう、短時間で効果をもたらす力がある。
なぜ、そう思ったのか?テツコがたった1日で、元気を取り戻したからだ。女性はどうしてもホルモンバランスの乱れで、精神的に不安定になることがあり、テツコも、仕事がうまくいかないことも続き、自分の置かれた境遇を嘆き、これからの不安に打ち勝てず、「もはやこれまでか」みたいに、ぐずぐずくよくよのギリギリの状態になっていた。慢性的に落ち込んでいるみたいな感じかな。
何かを求めて本屋をパトロールしたある日、天風先生の関連書籍を発見して、10冊程度一気読みした。TSUSTAYAの隣接の、本を読めるスタバで、コーヒーを読んでは、天風先生関連書籍を読み漁り、コーヒーと本だけの繰り返し、楽しい時間だった。拾い読み状態ではあったが、一気に元気が出た。すっと、背筋が伸びた。つくづく何かを求めて行動すれば、何かと出会えるなぁなんて思う。
実際には、元気が出ただけではなく、ドラゴンボールのサイヤ人みたいに、自分からエネルギーがみなぎって、溢れ出る感じに近い。サイヤ人って(笑)
頭の中のぐるぐるくよくよが一気に解消するかのように、「もう考えすぎてもダメ」「もう決めて行動するしかないよ」「形のない不安につぶされちゃダメだよ」と、辛さを向き合いたいタイプのテツコだけど、時に向き合いすぎも良くなかったのかもと、思うにいたり、なんとなく、「考えすぎ」が修正できるようになっていった。
著名人で言うと、作家の宇野千代さんが、「私にはもう書けない。書くことができなくなったのだ。」と筆がぴたりと止まってしまったという。代表作の『おはん』以来18年間も。あきらめていた時期に、天風先生に出会い、「できないと思うものはできない。できると信念することは、どんなことでもできる」と、また、書けるようになったというエピソードは有名だ。分かる!自分を信じる力を与えてくれるのが天風先生なんだ。
では、残念ながら、今回は元気が出る名言を一つだけのご紹介になりそう。天風先生の半生に触れながら、と思ったものの、書ききれず、やはり、しばらくは天風先生がブログのテーマになりそう。ぜひ、本を読んでいただきたいけれど、「本を読む時間がないよ」という方にぜひ、ブログで名言をご一読して、天風先生から元気をもらってくださいね。
「人の生命の内奥深くに、潜勢力(Reserved Power)という微妙にして優秀な特殊な力が何人にも実在している。」
そう、誰にでも「潜勢力」がある。何て素敵な耳心地の良すぎる言葉だろうか?何人にも実在だよ?存在するではなくて、実在すると表現している。誰にでも、実際にあるんだよ?すごい表現だ。誰にでも潜在的能力として、備わっているんだ・・・。優秀で特殊な力を持って、誰もが生まれてきてるんだ。
ちょっとやそこらの困難なんて、打ち勝てる力を本来、人間は持っている。困難に打ち勝てないはずはないんだ・・・。勝手にエネルギーが湧いてくる。「潜勢力」の厳密な意味については、まだまだテツコは研究途中だけれど、潜在的な勢い、という言語的解釈だけで、これだけ元気が出て来る。
だって、本来持っているんだから、負けるはずはないも~ん、なんて思えてくる。
天風先生の効果は、この言葉だけでも感じませんか?勇気をもらえる、さらに、アドレナリンが出て来る。エナジードリンク以上に、エネルギーが沸き出てきません?これが、即効性の正体。天風先生はまだまだ続く。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。